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泉丘6期・ふくせん会が傘寿記念の同窓会    ・平成26年11月11日

 泉丘6期(昭和29年卒)・ふくせん会の傘寿記念同窓会が11月11日、いで湯の里湯涌の「かなや」に71人の善男善女が集まって開かれた=写真=。 学び舎を出て幾星霜、人知れぬ困難を味わってきたのであろう、それぞれに眉間のしわが、白髪がそれを物語っている。互いに肩を抱き合い握手を交わす様は、70余年を乗り越え紅顔のおのことお下げ髪の乙女に立ち戻り、今はただ往年の無邪気さを漂わせ、再会を喜び合うのだった。また、彼らの胸中を去来するのは今は亡き親への想いだろうか、数多くの恩師への感謝の気持ちだろうか、何はともあれ夢二の大作の宿に一刻の安らぎを求めて集まった仲間は、多感な青春を共にした友情の絆をさらに確かめ合ったのだった。
 さて、アオさん(福田政博)の司会に始まり、会長のモーコ(辻貞夫)の心温まるあいさつに思いを一つにし、物故者への哀悼の黙祷を捧げ、モーリ(毛利雅樹)の乾杯の音頭で一同声高らかに盃を挙げた。しばしの静寂の後あちこちから笑い、叫び、楽しさにあふれる騒音が続く。彼らはいったい何を語り合っているのだろうか。きっと思い出を、もしかすると秘話を打ち明けているのだろうか。さらに部屋に戻っても深夜まで会話は続くのであった。
 翌日は朝食を終え、再会を約しつつ惜別の思いを胸にそれぞれの地に向け旅立って行った。また会う日があるのだろうか、会えるのだろうか。蛇足ながら私たちにもう一つの役割が残っているとすれば、それは『死』と言う任務なのだろう。
(村上信吉・記)